Web3投資の考え方

一般

2022年5月現在、全体的な投資マーケットは冷え込んでいますが、2021年から始まったNFTやWeb3プロジェクトのトレンドは今も止まることはありません。GFR Fundは2018年からTheta, RTFKT, Axie Infinityなどのブロックチェーン関連のプロジェクトに投資を実行してきました。現在も引き続きブロックチェーン、Web3はGFR Fundの注力セクターです。

投資ストラテジー

GFR Fundはエンターテイメント、コンシュマーのセクターにフォーカスをして投資をするファンドです。Web2でもWeb3になっても基本的なフォーカスは変わりません。こちらの画像はGFR Fundのポートフォリオの一部をWeb2、 Web3にカテゴライズしたものです。

GFR Fundは引き続きエンターテイメント・コンシュマー領域、その中でもMetaverse, Gaming/eSports, Creator Economy, Fintechの4つを注力分野として考えてます。Web2、Web3の概念はそれらのセクターがテクノロジー的にBlockchainを活用しているかどうかという違いと考えてます。例えば、ゲームとBlockchainを掛け合わせたら、Play To Earn Gamesと呼ばれますし、Creator Economyとブロックチェーンを掛け合わせたら、一部はNFTと呼ばれることもあります。 あくまでもセクター x Web2 or Web3という風に考えています。GFR Fundは良いサービスであれば今後もWeb2、Web3に関わらず投資をしていきます。Web3だから投資をするというわけではなく、あくまでユーザー体験として優れているから投資をするというスタンスを大事にしていきたいと思っています。

Web2.5とは

ここ最近、面白い概念としてWeb2.5という言葉を少し聞くようになってきました。はっきりとした定義はいまだにないですが、今までWeb2(Blockchainを活用せずに)上でプロダクトを展開してきており、Web2上ですでに多くのお客さんがいるプラットフォームでWeb3の概念を取り入れるプロジェクトをWeb2.5と呼ぶ方が出てきています。

GFR Fundのポートフォリオでいえば、Highriseが良い例で、元々モバイル向けのメタバース(Web2)を展開してましたが、2021年からメタバースにNFTを取り入れるなどWeb3のトレンドをミックスするようになってきました。このような事例は多くみられ、元々Web2でユーザー数のベースがあるため、ゼロからWeb3のプロダクトを作るよりユーザー獲得の点で大きなアドバンテージが得られます。ただ、Web3ネィティブではないため、既存のシステムとのコンフリクトが問題になることがしばしばです。

上手に組み入れることができれば、数多くあるWeb3プロジェクトの中で大きなアドバンテージが得られるので、GFR Fundとしては当然Web2.5と呼ばれるようなプロジェクト・スタートアップにも注力していきます。

Web3に注力していきます

いうまでもありませんが、GFR Fundとしては今後Web3への投資を積極的に行なっていきます。特に、ゲーム投資への強みがあるので、Play to Earnと呼ばれる領域には積極的に投資を行なっていきたいと考えてます。もし、あなたやあなたの知り合いがWeb3のプロジェクトに関わってましたら是非お話を伺わせてください。

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